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 揚げ物等の調理中、油が発火温度になる前に、自動的に消火する「天ぷら油火災防止機能」、使用中に火が消えた場合に、ガスの供給を自動的に止める「立ち消え安全装置」などがあります。


 地震や、誤って倒したときに、自動的に消火する「対震自動消火装置」、機器内部の温度が規定温度以上になったとき、自動的に消火する「過熱防止機能」、炎が露出していない「ファンヒーター装置」などがあります。


あなたは、防炎製品をご存知ですか?
私達は、多くの繊維製品に囲まれて生活しています。しかし、普通の繊維は燃えやすく、タバコなどの小さな火源で着火し、火傷や火災の原因になっています。
繊維の燃えやすい性質を燃えにくく変えることによって、繊維製品が「燃えぐさ」となって発生する火災を予防し、人命を守る安全な環境づくりの一助として、「防炎製品」は誕生しました。
「防炎」は「不燃」とは異なり、あくまでも「燃えにくい」という性質をしめす用語で、繊維等が小さな火源に接しても、容易に燃え広がらないことを意味しています。また、皮膚障害性・経口毒性等の毒性審査に合格することも条件となっています。

 
防炎製品
非防炎製品
 
防炎製品は、炎が触れる部分が焦げるだけで燃え広がりません。
このように、ライターの炎に触れるだけで、非防炎の割烹着は1分後には火が回ります。

住宅火災の予防策
我が国では年間6万件もの火災が発生し、その半数以上が建物火災です。建物火災では寝具や家具、衣類、カーテンなどの繊維製品が「もえぐさ」となって火災に至るケースも多く、これらを防炎品にすることが有効な火災予防策と考えられます。私たちも、暮らしの安全を考え、防炎品を備える火災予防策に積極的に取り組みたいものです。

もっと詳しく知りたい方は (財)日本防炎協会 http://www.jfra.or.jp



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